砂上の法廷
-あらすじ-
巨額の資金を持つ大物弁護士が自宅で殺害された。容疑者として逮捕されたのは、17歳の息子。
拘留後、完全黙秘を続ける少年の弁護を引き受けたのは、敏腕弁護士ラムゼイ。
何も語ろうとしない被告人をよそに開廷された裁判では、全ての証人が少年の有罪を裏付ける証言をする。
その証言のわずかなほころびから、「嘘」を見破るラムゼイ。有罪確定に見えた裁判の流れが変わり始めた矢先、被告人が沈黙を破り、衝撃の告白をはじめる。
彼が語る言葉は、果たして真実なのか?そして、事件の真犯人は別に存在するのかー?
いつものTSUTAYAで面白い映画はないかなぁと探していた所, 面白そうなタイトルを発見!手にとってあらすじを読み, これは!私が好きなジャンルだ!と運命の出会いかのように感じて, 借りてきました.
-良い点-
アメリカの裁判で判決までの課程がしっかりと描かれており, 勉強になりました. 自分はこういう映画は, あまり観てこなかったので新鮮でした.
-悪い点-
一言で言うなら, ショボい.
物語の広がりが殆どありませんでした. また, あらすじから物凄い展開があるんだと期待していたため, どんでん返しがショボすぎて, 期待していた全てが崩れました. 正直, どんでん返しの瞬間は, あぁ…うん. って感じでした.
-まとめ-
この作品は私自身が期待しすぎたこともあるせいか, 求めていたものは全く得られませんでした. かと言って, B級(Z級)映画あるあるの風呂敷を広げすぎて, 回収しきれず終わる, なんてことはありませんでしたし, 綺麗にまとまっていたと思います. ですがやはり, これだけ?と感じてしまいました.
極端に酷すぎて逆に面白い, 物凄く面白かった!, 切なすぎて胸が痛かった, なんてこともなく普通の作品でした. 別に見なくても良かったかな、と思いました. 10点満点中5点です.