市民ケーン
-あらすじ-
ある日、ひっそりとした大邸宅で新聞王のケーンは「ばらのつぼみ」とつぶやきその生涯を終えた。彼の生涯をまとめた記録映画のプロデューサーのロールスト ンは作品の試写を見て、どこか物足りない思いでいた。「もっとケーンという人物に深く切り込んだ内容にしたい。彼は一体どんな男だったのか?」。ケーンと いうほかに類を見ない人物の謎を解くヒントが、彼の遺した言葉「ばらのつぼみ」にあると確信をしたロールストンは、記者のトンプソンにその秘密を解くよう に指示を下す。トンプソンは、ケーンと近い関係にあった人々を訪ねていくのだが・・・。
-きっかけ-
おすすめの映画という様々なサイトで毎回出てくるこの映画。制作は1940年代ということで少し古いが、かなりのおすすめ度。ということでどんなに面白い映画なのかと思ったため、視聴することにした。
-良かった点-
制作の年代からして当然なのですが、白黒映画です。ですが白黒映画にしては、表現が広く、迫力がありました。ここは非常に驚きました。
ストーリーは、可もなく不可もなく、と言った感じのストーリーでした。物珍しい感じではなかったです。(良かった点なのか…?)
-悪かった点-
そこまで言うほど面白いか…? という印象を持ちました。うーん、公開当時ならばこの映画は素晴らしいと思います、が時代が時代。私自身、あまり好印象は持ちませんでした。逆に、面白い面白いと言われすぎたのが原因で、気持ちが先行しすぎたのかな―と思いました。
-まとめ-
時代が悪い!!!!!!!!としか言いようがありません。
面白くない、ってことはない…かもしれないけど、退屈でした。静かだし。
あとあと、市民、ケーンってケーンは人の名前なので。市民権ではありません。
10点満点中6点です。
インセプション
-あらすじ-
盗むのは、お前の〈アイディア〉
他人の頭のなかに侵入してアイディアを盗むプロフェッショナル集団
今、絶対不可能なミッションが始まる。
-きっかけ-
ネット上で、『インターステラー』と同じように、話が複雑で分かりにくい、と言う感想を観た時、『インターステラー』が好きな自分としては見るべきだと、感じました。こういう作品は分かったときが最高に楽しい。
-良い点-
そこまで言うほど難解な話ではない。確かに、一つ一つの現象を理論的に考えていくことは劇中のスピードもあって難しいとは思う。しかし、7割程度の流れやストーリーは理解できる。後の細かいネタは視聴後ネットを見れば良いと思う。
「夢の中で夢を見て、その夢の中で更に夢を見る。」このワードを観た時、純粋に面白そうと思った方は観て損はしないと思う。よく考えられているストーリで、大きい矛盾点等は無い。(私が観た中では)
夢の中でこれは夢だ、と思うとなんでも出来るものなんですよね。自分は経験ないけど。
冒頭は何をしているのかよくわからないと思うが、そこがまた良かった。ここをしっかり分からないなりに観ていないと後で少し感動が薄まるかも。冒頭が結構大切。
ラストのシーンは観た人により解釈が異なる。自分の観後感は非常にスッキリしていた。この点も嬉しかった。やはり観後感がグダグダするのは総評する時、なかなかいい点数が付けにくい。
エレン・ペイジさんが素敵な演技でした。あのような女性は居てくれるとありがたいですね。
-悪い点-
愛というキーワードが結構重要で、多くの作品に言えることだが、愛が入ってくるとグダる所が嫌い。こういう頭をフル回転させて、そういうことか!よく考えられている!という作品で、グダられると勢いが落ちてしまう。しかし、重要な点であるが故、外すことが出来ない所がもどかしい。
トーテム(作中で出てくるキーワード)ですが、主役はそのトーテムの活躍が凄かったのに対して、他のキャラのトーテムの活躍がなかったことが悲しい。特に、アリアドネ(上で述べたエレン・ペイジさんの役)が作製したトーテムを何かしら使用してほしかった。
-まとめ-
頭を使った映画は嫌い!って人には向きません。2時間超えで疲れるし、序盤で意味不明になると後半が全く面白く感じないと思いますし、最後のオチも何じゃそれ。逆に言えば、自分のような『インターステラー』や『ダ・ヴィンチ・コード』といった難解系のものが少しでも好きならば、観ても損はしないと思います。
この作品は自分にとって、バッチリな映画だったと思います。その為、10点満点中9.5点です。0.5点分の減点は、悪い点に書いた通りです。
夢に入る装置、使えたらなんと素晴らしいことか…。
ハリーポッターとアズカバンの囚人/炎のゴブレット
-あらすじ-
自分でAmazonで確認しよ?
こんな超有名映画、今更でしょう。
-きっかけ-
ハリーポッターシリーズだから。半分まで来ました。
-良かった所-
2作通してみて、やはりハリーポッターシリーズは伏線が上手いことと、上手に回収していく所が非常に好き。全く感じられない、とかではなくしっかり気付けるレベル。人気作品は違いますね。
アズカバンの囚人
・ヒッポグリフくっっっっっっっっっっっっっっっそ可愛い。可愛い。
・ディメンター怖い。なにあれ、怖い。人狼なにあれ怖い。すべすべしてそう怖い。
・校長先生やっぱ神。
・ハーマイオニーの拳、痛そう。マルフォイまじフォイ。
・前作の闇防衛術の先生と違ってルーピン先生最高すぎる。逆に前回のやつまじなんだったんだ…。
炎のゴブレット
・ま~~~た闇防衛術の先生変わったし。いいキャラしてた。
・ロンとハーマイオニーが早くくっつけばいいのにって感じ。なにあれ。見せつけかよ
・ハーマイオニーのドレス姿が綺麗でした。2作前までは可愛い、だったのに成長の速さに驚く。
・正直な所めっちゃ面白かった。アズカバンの囚人は話の展開が進まなかったのに対して、ゴブレットではガッと進んだため、ワクワクが止まらなかったです。
-悪かった所-
アズカバンの囚人は先程も述べた通り、あくまで今後のストーリーを進めるための準備段階と感じてしまった。話の内容が面白くなかったわけではない。逆に言うとアズカバンの囚人を見ないと今後キツいと思う。
炎のゴブレットに関しては、クラムとデラクールのかませ感が強かったので、今度出てくるかわからないけど、期待してます。セドリック…お前…良いやつだったよ…
-まとめ-
不死鳥の騎士団、すぐ見ます!ハリポタ面白い!!!!
点数はアズカバンの囚人が10点中7.5点。炎のゴブレットが10点中8.5点です。
私の友人の好きなキャラはマートルとマクゴナガル先生だそうです。
『スティング』(The Sting)
-あらすじ-
どうせやるなら、大きく騙せ!愛すべきイカサマコンビ、一世一代の大博打!!
-きっかけ-
ただ面白い!と言われていたから見ることに。内容やあらすじすら見ずに視聴しました。
-良かった所-
まず何と言っても観後感のスッキリ感と心地よさが残る素敵な映画。
テンポが良く、なーんか眠くなってきた...と思う隙を与えません!話の内容的にはなんか重そう…と始めは感じます。でも、コメディというジャンルなだけあって全く重くない。というか楽しい。めっちゃ楽しい。後、すこーしの緊張感。
あと曲!曲が素敵なんです!!!一度は聞いたことがあるであろう黄金伝説の料理する時のBGM。あの曲です。軽快でしょ?この曲が愉快な気持ちにさせてくれます。
1970年代公開とあってすこし古めの映画ですが、私はスッと受け入れることが出来ました。だって『大脱走』や『荒野の七人』よりも映像が新しいから…。
-悪かった所-
ちょーっと最後の方にぽっと出のキャラが居たのが気になるかなぁって程度。ま、そんな気にすることでもない感じ。
悪いところ無いのでは???
-まとめ-
ズバリこの映画は面白い。楽しい。家族とか友人同士で見るのに最適だと思います。
こういう良き映画は今になっても評価され続けてるから映画って凄いと思いますね。
10点満点中10点です。私は見事に引っかかりましたよ!いやぁ、本当に良かった。見終わったとき、「まじかよー!くぅぅぅぅやられた!」って言いながら笑ってました。
素敵な映画でした。
ハリーポッターと賢者の石/秘密の部屋
-あらすじ-
自分でAmazonとかで確認して
-はじめに-
なぜ今更?と思う人が多くいることでしょう。実際私も幼少時代に賢者の石は映画館に観に行きましたし、秘密の部屋はDVDで観ていました。ではなぜ見ようとおもったのかというと、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を映画館で観た時、ハリーポッターの世界をもう一度深く知りたい!と思ったこと、またこれだけ有名なタイトルでありながら秘密の部屋以降観ていないことがきっかけです。
ハリーポッターシリーズをアズカバンの囚人から観はじめるとシリーズ感が薄まると思った私は、いっその事賢者の石から見直そう!と決意しました。そんなわけで、未だハリーポッターシリーズを全編見ていない友人達と共に視聴しました。
-良い点-
CGがこの年代にしては綺麗で違和感がない!ここは非常に驚きました。当時からこんな綺麗だったとは…。概ね同じ年代の『レジェンド・オブ・ダンジョン』、『アイスコング』、『ドラコンロード ~導かれし勇者~』の糞映画と比較すると(実際は比較してしまうとハリーポッターに失礼)もう感動。感動しまくり。
役者が幼くて可愛い。15年前ですからね、そりゃ幼いですわ。ハーマイオニーはまだ"綺麗"ではなく"可愛い"でした。
分かりやすい伏線とその伏線をしっかりと回収している丁寧な所が素晴らしかったです。また、展開が面白く、ワクワクさせるのが上手い。こりゃ人気出るよね。今見ても凄い。非常に丁寧かつ王道な作品だと感じました。
-悪い点-
暗くて眠くなっちゃうね。音楽も素晴らしいけど静かだし。そんくらい。
-まとめ-
幼少時代に観たときは、自分には少し難しく、静かで退屈な映画だなーと思っていました。ですが、大人になった今見返すと、世界観や設定がしっかりと把握できて、色々自分なりに考えることが出来るようになっていました。私ですら考えることが出来るなんて、なんて優しい映画だ。スーッと効いて… これは…ありがたい…。
ハーマイオニーが穢れた血って言われて、後で泣いちゃうシーン。すっっっっげぇ腹立ったよね。ロンの杖がなー折れてなければなーーー、カーッ。フォイ、マジでフォイだ。でも、一応純血の血の方の思想も分からなくはないとも思いました。
可愛い女の子たちで癒され、ドヤ顔のフォイで楽しむ。良い映画だった…。正直、アズカバンの囚人早く見たいです。いつになるのかなー。
点数付けは、この2作は過去に見たことがあるので"無評価"とします。だって展開とか犯人分かってるし。点数付けに関してはアズカバンの囚人からやっていきたい。
面白さ的には秘密の部屋>賢者の石かなぁ。記憶に残りやすいシーンがいくつもあって秘密の部屋は面白かった。別に賢者の石が面白くないわけじゃないけど。
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
-あらすじ-
物語は1926年、魔法動物学の研究書『幻の動物とその生息地』の調査を終えニューヨークに短期滞在していたニュート・スキャマンダーを描いている。ノー・マジのジェイコブ・コワルスキーがニュートの 魔法拡張スーツケースをうっかり壊したことにより多くの危険な魔法動物が街に逃げ出す。このことによりアメリカにおける魔法界と非魔法界の関係が脅かされる(このとき魔法族の根絶を訴え、「セカンド・セーレム」を求める熱狂的な過激組織新セーレム救世軍の存在によりすでに緊張状態にあった)。
-はじめに-
この映画を見ようと思ったきっかけは, まず第一に面白そうと思った事が大きいです. 恥ずかしながら私は『ハリー・ポッター』シリーズを『賢者の石』と『秘密の部屋』までしか見ていません. そのため、全く『ハリー・ポッター』の世界を知らないわけではないが, 知らないと言ってもいい程知識がありませんでした. しかし, ハリポタ好きの友人が必ず見に行きたいと言っていたため, それに合わせて見に行くことにしました. 幸いなことに『ハリー・ポッター』を詳しく知らなくても話は分かると聞いていたため, 言うほどの抵抗感はありませんでした.
-良い点-
・俳優の演技が恐ろしいほどに上手い. これは驚きました. 主人公のニュートはホグワーツ魔法魔術学校に在籍時, 浮いた少年だったと言われるのですが, その理由が痛いほどわかります(笑) 目線は合わせないし, 挙動も何かちょっと変. しかし, そこがニュートに引かれる良い点であると感じました. 勿論, ニュート以外のキャラもすごく演技が良いです. これは見てからのお楽しみ.
・魔法のCGが素晴らしい!もーたまりません. 浪漫. 素敵! 後, 魔法動物がかっこかわいい, おもしろい!!! 前半の魔法動物を追う件はもう圧巻です. このシーンを見るだけでも満足しちゃうレベル.
・ヒロインはあまり美人さんってわけではないのですが, ヒロインの妹が美人で可愛くってもう素敵. 可愛い. おい, でぶ! そこ変われ!ずるいぞ!!!
・ストーリーが分かりやすい. この点は『ハリー・ポッター』シリーズを見ていないとわけが分からなかったと鳴らなかったので、意外と助かりました. 友人曰く「ハリー・ポッター」好きのために小ネタが随所に散りばめられているそうな. うーん, 自分もそういう「おっ!」と感じたかった...
・世界観がよく伝わってくる! あぁ…いいなぁ.
-悪い点-
・私個人の感想ですが, 終盤の『ハリー・ポッター』が好きな人はあまりおもしろくないと感じるのでは?と思いました. 神秘的で新鮮さは素晴らしいのですが, 何というが, 悪役が地味と言うか, そこまでの迫力はありませんでした.
・敵役の設定が曖昧すぎて, うーん...って感じでした. 押しが弱いというか, 何と言うか...
-まとめ-
『ハリー・ポッター』シリーズを全く見ていなくても, 十分理解できるストーリーに, 魔法動物とのふれあいを通しての驚きと新鮮さは非常に好感が持てました.
物語全体が暗いというよりかは,明るい, なんというか内容は暗めですが, ニュートやその他のキャラが良いように中和してくれています. 気楽に見に行ける作品だと思います.
魔法のCGはここまで来たのか! と思わせるような可愛い, 格好良い魔法動物たちや攻撃魔法. 更に, 魔法都市. 見ていて惚れ惚れします. 素敵浪漫だなぁ.
しかし, 敵の押しが弱かった所がマイナス. 魔法動物じゃないんかーい!
そんなわけで評価は, 10点満点中9点です!